こんにちは.
そろそろ大学では秋の授業が始まる季節です.暑い夏が始まったと思えばいつの間にか秋が来ていて,時間の流れの早さを感じます.
さて,ラリーコンピューターの製作の様子を紹介してきましたが,今回は4号機の開発状態について書いていきます.
前回紹介したものは2号機だったにもかかわらず,今回は4号?と思うかもしれませんがその理由をご説明します.
幻の3号機と2号機と変わらない4号機
まず3号機の仕様としては,ディスプレイの大型化やマイクロSDへのデータ蓄積,マイコン2台体制などのシステムが考えられていました.そしてパーツを秋葉原に買いに行き,いざ開発を始めてみると,思ったよりもうまくいかないことが多く生じてしまいました.
さらにそのときは時期にして8月の終わりから9月のはじめでして,私自身が研究などで時間も限られていたのです.
そして残念ながら3号機はお蔵行きになりました.
そして仕様の多くの部分を2号機から踏襲した4号機の開発がスタートしました.具体的にはリアルクロックタイマー(RTC)が取り付けられたことによる正確な時間計測機能が主な変更点であり,あとはボタンを押した際の画面の切り替わり速度などのマイナーチェンジがほとんどです.
写真の通り,4号機は車両に搭載するために実装段階に入っています.ここから細かい不具合を実車両で絞り出し,改良を加えていきます.
さらに重要な部分として,回転をピックアップするABSセンサーの取り付けが今後の大きな課題になると思われます.