ルーフ(ハードトップ)を作ってみた!その3  【瞬間、パテ、盛って】

こんにちは!Team 轟 ホンダ学園 情報処理部門の飯尾です。

ついに11月突入ですね。
英語でNovemberと言いますが、これは「9番目の月」という意味だそうです。実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ歴が3月起算の為、3月から数えて9番目という意味なんだとか。

 

さて、今回でいよいよルーフが型から外れるところまで一気に進みます!

全体の工程はこちら!

  1. ルーフ計測
  2. プラダンでの型作り
  3. ベニヤ板での型作り
  4. スタイロフォームで型埋め
  5. パテ盛り
  6. FRP型作製
  7. ルーフ作製(FRP積層)

 

前回は『4.スタイロフォームで型埋め』まで進みました。
さっそくいきましょう!

今回の構成はこちら

  • 『第参話』
  • パテ盛り
  • FRP型作製
  • ルーフ作製(FRP積層)

 

 

『第参話』

さて、早速ですが皆さんは覚えてらっしゃるでしょうか?前回の終わり方を。

木型の完成、いよいよ次はパテ盛りに入る
だがそれはすべての始まりに過ぎなかった
安堵と共にパテを盛る彼らに、事件が迫る

『ルーフ(ハードトップ)を作ってみた!その2』より

 

この文の意味を理解して頂くために、まずは1枚の写真を見て頂きましょう。

なお、これから出てくる画像は刺激が大変強いものになっておりますので、そういった画像が苦手な方、心臓の弱い方、お子様、御歳を召した方、妊娠中の方などにおかれましては自己責任でご覧頂きますよう、お願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

心の準備は出来ましたか?いきますよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

ドン!!!

 

 

 

 

 

【悲報】ルーフ、溶ける

 

 

 

 

 

 

ちょっ、まっ…

待ってよ…

前回のきみはこんなにも綺麗だったじゃない…

きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで。

現実が受け入れられない…。

信じられない…。

まさに奇跡体験…。

アンビリーバボー…。

 

 

なぜこのようになってしまったのでしょうか?

ひとまず前日の様子を見てみましょうか。

 

うーん、前回出来上がった型にパテを盛っているだけですね…。

何も問題ないじゃないですか。

…そう思っていた時期が我々にも有りました。

 

とりあえず全知全能であるGoogle先生に質問してみましょう。

嫌な予感…。

 

 

\(^o^)/

 

完全にコレです。本当にありがとうございました。

後から考えてみると、ホンダ学園にはエコラン部という、同じように型を取ってFRP成形する部活が有るので手法を伺ってみれば良かったなと。

ちなみにエコラン部ではこんな大会に出ています。興味が有ればご覧ください。(画像クリックで飛びます)

『1リッターのガソリンでどこまで行ける!?限界の突破に挑戦するアイデアと技術の競技!』

 

とまあここまでノリで書いてきましたが、そろそろパテ盛りについて書きますね。

 

 

パテ盛り

まずは、そもそもパテって何?という方のためにパテについて説明させて頂きます。

 

飯尾

飯尾

ホンダ学園一級自動車研究開発学科3年 ホンダ側副リーダー・情報処理部門 車に関わるこれまでの技術から未来の技術まで様々な知識や技能を習得していきたいです。