ラリーコンピューター製作記(1)

こんにちは.

Team 轟のラリーコンピューター部門にも所属している伊藤です.

機械設計製作ならまだしも電子機械設計製作となると少し不安があるものの,楽しみながらラリーコンピューターを作製しています.今回はその製作現場の一部を紹介します.

タイトルにもありますが,ラリーコンピューター製作をシリーズ化していければと思っています!

まずは手探り・・・

まずは現役のコドライバーにインタビューをして仕様を決めていくところから始めました.

本来であれば十分な設計期間をおいてものづくりをしたいところではありますが,時間の関係上,このプロジェクトでは試作を繰り返すことでブラッシュアップしてゆく開発スタイルで進行しています.

そうして出来上がったのが・・・

轟コンピューター 1号機

機能詳細は省きますが,これ以上ないぐらいシンプルな構成でラリーコンピューターというよりも,

「自動計算器」

というべきものでしょうか.この1号機の動作テストを豊国学園高校のインターンシップで行いました.

その結果,パルス取得から計算,表示している速度や距離等は正しいということが確認できました.

 

次に「ラリーコンピューター」にするために様々な機能を拡張した2号機の製作に入りました.

2号機は実際に車両に搭載できる実用レベルの機能を搭載するものとして,開発が進められました.

そして2号機についてもBBM(ブレッドボードモデル)から実装への目途が付きましたので,次回紹介します!

 

 

伊藤

伊藤

東大側リーダー・ラリーコンピュータ部門長 東京大学工学系研究科の修士1年です いいチームにするべく,日々考えています……